試合後延泊した為、ブログ更新が出来なかったことを
お詫び申し上げます。
点差はダブルスコア以上に開いたが、そこまでの
実力差があったとは思わない。
敗因はいろいろ考えられるが、大きく考えると
フィジカルとメンタルで負けたと思う。
メンタルで負けるのは一番やってはならないこと。
1回弱いところを見せると、とことんついてくる
のがアメリカ人。そのとおりの試合展開。
そんな中、次は絶対やりかえしたる!って最後まで
戦い抜いた選手が何人いただろう…。
ベンチにいる選手の顔を見れば分かる。
期待できそうな選手はホント少なかった。
そして、やり返せた選手が極僅かだったことが
そのまま試合の結果になったと思う。
昨年、ルイビルでの試合を経験している選手として、
今年のチームを比較してみると、明らかに「危機感」と「一体感」が
足りなかったと思う。
去年は全く初めてのトライでAFLのルール、対戦相手のことも分からず、アメ
リカ人と試合をすることも初めて。
この「危機感」が「一体感」を生んで、実力以上のものを出せたと
感じている。
そんな中で、無我夢中でプレーして僅差で負けた。
今回そのビデオを見て、「いける」と勘違いした選手が
多くいたのではないかと思う。
ビデオからは分からない「危機感」「一体感」というものが前回の試合では大き
く影響していたが、
それをビデオから伝えることはできなかった。
そこに落とし穴があったと思う。
この勘違いを練習中に選手間で改善できなかったことを
後悔している。
チームの練習は「怪我」を心配するあまり、実践に近い
練習が出来なかったことが、試合にそのまま出たと思う。
後半の体力不足、タックルミス、日本での練習で見つけること
のできなかったエラーがそのまま出た。
戦術的に見ると、相手の攻撃戦術とサムライの戦術では
対照的だった。
コーチも学ぶことは多いと思う。
当然、去年以上の結果を求めて参戦したが、
逆にゼロリセットした感が強い。
もし来年本気でチャレンジするなら、今のうちに
再度M/Tしてコーチ、選手内で試合を振り返って
課題をクリアにする必要がある。
また来年の1月末になって、スタートするとしたら
同じことの繰り返しを行なうことになるだろう。
悲観的なことばかりを書いてきたが、そもそも勝てる可能性は
あると信じている。
過去2回の敗戦を糧に次回のチャレンジを期待している。
個人的には全くの不完全燃焼で、ほとんどプレーに参加できず
終わった。2プレー目で左手を負傷して握力が全く無くなって
しまった影響で犯したミスを後悔している。
ただ、この試合に向けた練習、試合で新しく「閃き」を得る
ことができたので、練習し、自分のものにして、Xリーグで
還元できるように努めようと思う。
最後に、アンディー秦さんをはじめとしたSDのボランティアの皆様、
今回の遠征でお世話になった皆様。
日本から応援に駆けつけていただいた皆様。
同志のコーチ陣・選手の皆様
心からお礼申し上げます。
ありがとうございました!